カケルの日記

大手日系企業の新入社員カケルが考えたことを書きます

「残業パラダイム」の崩壊を目指して

働いていると「所定労働時間」てなんなんだろうと思えてくる。

 

自分の会社は所定労働時間が7時間45分なのだけど、定時を過ぎた後に打ち合わせが毎日あるし、最低残業2時間半は当たり前みたいな感じになっている。

 

自分は体調管理を大事にしているから無駄な残業はしないでそそくさと帰るようにしているけれど、いつも自分の出る時間に周りの9割以上の社員は残っている。

 

本当にそんなにやることあるのか?と疑いたくなることもしばしば

現にただ残業代をもらうためにボーッとしている人もいるはず

 

所定労働時間なんて全く意味をなしてないよね

残業代いらないから所定労働時間で帰りたいと思う僕のような人にとっては本当に地獄のような環境

みんな「残業があたりまえ」という「残業パラダイム」に侵されてしまっているとしか思えないよ

 

ただ「残業代なんて出すからいけない。これからは成果で評価すべき」という人もいるけど、僕のいる会社の仕事は基本的にチームでやるものだし、責任の所在もかなりうやむやだから成果で評価するのは難しいでしょう

世の中こういう会社が大半だろうから必ずしも成果給にすることが正しいわけではない

でもでも、残業代を出すとただボーッとするだけの人も現れてしまうから、本当にこの問題は難しいよね

 

そういえばトヨタは入社10年目以降の社員には残業時間45時間以内なら一律で17万手当をつける制度を導入したと昨日のニュースに出ていた

こういった仕組みを入れると無駄な残業減るし、社員は生産性の向上により前向きになるよな

 

北風と太陽じゃないけど、「残業を減らせ!」てただ会社側がうるさく言っているだけじゃ結局何も変わらんだろ

トヨタのように「どういう風にしたら社員は残業削減に取り組む気になるのか」というところをよく考えて、なんらかのシステムを取り入れることがこれからは大事なんじゃないかなあ